布施という東大阪のターミナル駅周辺は自転車の範囲内で、よく出かける。
メシを食うならラーメンは細見商店で中華はおぼこ飯店だ。たまに創作居酒屋のめ組のランチも食べる。

でも圧倒的に食べているのはおぼこ飯店で、カレー焼飯とエビ天定食と天津飯がフェイバリットだ。
誰もが憧れを持つであろう下町中華料理店的味付けを地でいく、そして盛り付けの基本大盛り感。一緒に頼んで出てくる瓶ビールは大瓶がデフォルト。こういうところがこっちのテンションに関わる。

うまい中華の味ってこんなもんだ、手早さ、熱さ、勢いみたいなもの。
そしてここの大将はホールの女中が怒鳴るオーダーを耳で聞いて順番に作っていくのだが、それがたちまちわからなくなる。「わからん、ストップや!!!」と思いっきり怒鳴り、中国人の店員を名指しで注意する。昔はそれが見ていて少し可哀そうだった。しかしこの中国人、最近、えらいもんで口応えする。「ちゃんと言たよ!」その通りである。

てんやわんやの小劇場型中華料理店、この店の雰囲気が令和の今後もずっと続いていくことを念願する。

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