誰にでも母親がいる、孤児にでもいる、クラウドにもいる、クラウディアという。

しかしクラウドの娘がクラウディアはわかる気がするが、クラウディアの息子がクラウドなのはおかしくないか、クラウディアというのはクラウドありき、クラウド派生みたいな感じがする。
けれどそういうのも面白い。この作品にはそんな「妙」なポイントがある。

FF7リメイクは直前に4kテレビを買いPS4proを手に入れ、最高の環境をセッティングして始めた。待望の、待望の、リメイクだ。私は高校くらいから絶対にリメイクがくると自分発信で噂していた。正式に名前までリメイクとついて、こんな嬉しいことはない。こういう嬉しいことはない。ひとつの願いが人生において叶ったのだ。

コンプリート目指して二週目をやっていて、このリメイクという名前が深い。読ませる。同時代のプレーヤーであったリメイクの制作者は震えているだろう。作り直しに関わることができるのだ。羨ましい。それは少年期の憧憬の特権的な再生でもある。

二回目からだいぶ作品を俯瞰できるようになって、負けるところでは負けるのも楽しい。

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